2007年3月7日

アジャスターなど

楽器の付属品やセットアップにはコントラバスに特有のものがあって、駒の高さを調整するアジャスターもその1つと思う。余計なものは本来は無い方が良いのだろうが、近くに専門店が無かったり、弦高の季節変動が大きい楽器では有った方が実用的である。
アジャスターには主に塊からネジ部分とピンを削り出したタイプと、ネジおよびピン部分と円盤部分が別体のものがある。一般には、塊から削り出したタイプの方が精度がありそうだが、個体差が大きかろうと思う。
ネジ部分は、国内ではM6のピッチで、海外では1/4" 20TPIのものが主流のようだ。インチのピッチの方が粗いので、メネジが木質の時はインチの方が少し有利の様な気もする。アジャスターの材質が、黒檀等の堅木の場合には、ネジの径はもっと太くなるようだ。

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