2007年3月10日

駒の溝など

駒の弦の通る溝を作る場合、弦と直交方向の断面は、基本的には使用する弦の径にフィットするような形にしている。この形に付いては色々好みもあろうかと思う。話題にしたいのは、弦に沿った方向の溝の底の形だ。上ナット方向とテールピース方向に向かうようにRを付けると、弦が駒に食いつくのを防げるように思う。言えば馬の鞍に似たような形。駒の上部をこのRで成形して、深さが一定になるように溝を付ける方が良いと思うが、弦高を自分で調整する場合、簡易的には溝だけの成形でも問題無いと思う。成形が終わったら、最後に鉛筆で仕上げている。

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