2007年3月19日

また上ナットなど


上ナットの弦間隔は弾いている分には意識しにくいポイントかもしれない。
間隔が一定で可能な範囲で狭くした方が良いようだ。弦の間隔に配慮されたナットで弾くと演奏しやすいように思う。間隔を狭くすることは、不思議なようだが、楽器の鳴りにも影響するという。

ナットの弦間隔は弦のセンター間で測る。ナット製作の時には、最初にマークしてから丸ヤスリで弦の通る溝をつける。丸ヤスリは切削の方向性が無いので、常に測りながら作業しないと最初にマークした位置からずれてしまう事がある。また溝の深さでナット側の弦高が決まるので、弦をのせながら作業を進めるのがやりやすいかもしれない。写真のナットは製作途中で端部の成形などはまだされていない。

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