2007年3月16日

またまたアジャスターなど


アジャスターの材質には、真鍮、アルミ、黒檀等がある。手元に無いので黒檀のアジャスターの重さは分からないが、真鍮のものは35g前後、アルミのものはその半分くらいの重さがある。実際にはペアで使うので、総重量は倍だ。黒檀製のミュートの重さは60g位であることを考えればかなりの重量だ。 つける位置が違うので一緒には出来ないと思うが。
実際、真鍮製のアジャスターを付けたからと言って、ミュートを付けた時の音になるわけではない。好ましい音色に変化する事だってある。ただ、セットアップの方向を全体として一致させる様にするためには、アジャスターの重量も考えに入れた方が良いのではなかろうか。重く太い弦を張って重厚な方向にするのか、細く軽い弦で反応を良くしたいのか、そういう方向性と。
写真は真鍮製のアジャスター。真鍮製は重いが見た目の高級感があり、外観上は楽器の付属品として最もフィットしているのも悩ましいところだ。

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