2007年4月1日

Cエクステンション(Cマシン)の製作など1

5弦はネックも太いし大きいからと躊躇していても、low-Cまで弾けたら良いなと思っている方もいらっしゃると思う。 自作というのは中々難しいかもしれないが、興味をおもちの方もおられるかもしれないので、Cマシンを製作の様子を概略お話したい。

4弦のE線を延長して、low-Cまで弾けるようにする装置がCエクステンション(Cマシン)だ。
国内的にはCマシンの方が通りが良いと思うけれども、正式名称かどうか分からないし、筆者の教科書にはC-extensionと書いてあったので、ここではCエクステンション、またはエクステンションと書くことにする。

製作の内容に先だって、エクステンション種類について少し。
エクステンションには大きく分けて2タイプがある(正確な分類でないかも)。タイプライタータイプとも俗称される機械式のものと、指板を文字通りエクステンションしたタイプ。機械式はキーを押さえて音程を出し、弦を直接押さえない。指板を延長したタイプは、弦を直接指で押さえる。

指板を延長したタイプには、Eのところにカポが付いていて、開放をCにするかEにするかを変えられるのが普通だ。さらに、E以外の音程についてもカポがついているものもある。E以外の全ての半音にカポがついていると要所要所で、開放を変えられて便利なようだ。

ここでは、指板を延長したタイプのものについて筆者の製作過程を書いていこう。

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