手擦れしてニスのような光沢があっても、ニスが無ければ表面から汗を吸いこんでしまう。手でよく触る部分がそうなっていることが多い。この楽器の肩もそうで、クリーニングすると白く木の地肌が出てきた。元の風合いを残すようニスをかける。
駒や魂柱をセットアップして試奏した結果、ハイサドルにする。サドルを外すと、サドルは以前に外した時に割れたようである。ハイサドルにするので、このサドルは、オーナーの方にお渡しする。表板のノッチも綺麗にする。前に表板を開けた時のピンがかなり際にある。ノッチの奥行きは比較的小さめである。
0 件のコメント:
コメントを投稿