ラベル f孔 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル f孔 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2009年10月7日

ウイング


f孔のウイング部分は割れやすい所のようである。

この楽器の場合には、割れは表板の表面だけで裏側は繋がっており、厚みの途中まで割れている状態であった。裏からパッチが当たっている楽器もよく見る。裏からパッチを当てることについては、それなりの配慮が必要である。ノイズが出なければ、場合によっては気付かないこともある割れだが、こんな事でも、音には多少影響がある。

この部分に限らないが、補修に際しては、過剰な補強に対する注意が必要なようである。飛行機は、必要十分な強さで作るという話を何かで読んだ。実際の記述がどうだったか記憶がおぼろだが、丈夫に作りすぎると重くて飛ばなくなったり、荷物が乗らなくなるというような趣旨だったと思う。コントラバスの場合も、強度を追求して必要以上に強度のあるパッチを張ってしまうと、自由な振動を妨げる事につながるようだ。

2009年4月18日

エフ


細くて引き締まったf孔もとても良いものだ。しかし、f孔を介した作業の能率は悪くなる。

魂柱は、エフの下の端の穴から魂柱立ての先とは別に入れなくてはならないし、鏡を動かすにも気をつかう。この楽器もとてもきれいなf孔をしているが、細い。細いと、楽器の中でmechanical finger(マジックハンド?)を動かせる範囲が狭くなるので、外から行える修理も限られてしまう。ただ、この楽器の場合は、エフの左右で段差ができていて、幾分自由度はあったのは助かった。