そのため駒側に関しては、指板からの距離としての弦高を厳密に決めるよりは、弦の太さを勘案し、弓で弾く場合の隣の弦とのマージンを重視した。ナット側に対しては、弦を押さえなくてはならないので、指板からの弦までの距離を優先した。
駒と弦との接触面積を比較的大きめにし、弦を傷つけにくいよう配慮した。溝の中を少しだけ強化したが、巻き線の弦については、丸線の巻きという事もあり、多少の食い込みは避けられないかもしれない。

実は最後に、ケースに入れる段になって、サドル付近のケースの寸法を考えていなかった事に気付いた。音を優先して必要な事をするのは本来の姿勢だとは思うが、何とか入ったので良かった。
2 件のコメント:
初めまして。この弦のメーカーは何でしょうか?差し支えなければお教えいただけると幸いです。また、ガット弦にした場合弦高は基本的にどのくらいがよろしいのでしょうか?この場で質問ばかりすみませんがお返事いただけると嬉しいです。
tkmさんコメントありがとうございます。KATHEDRALEという弦だったと思います。
http://www.baldock.de/
弦高は、楽器や演奏スタイルに依存しますし、具体的なセットアップについて、この場で数値をお答えするのは難しいです。
楽器屋さんに高めにセットアップしてもらって、少しずつ下げる方向で修正していってはいかがでしょうか。
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