原題は"Real men don't rehearse"、元ボストンポップスのコントラバス奏者Justin Lockeさんによるオーケストラ裏話で、楽しく読んだ。コントラバスにかかわりが無くても面白いし、かかわりがあればなおのことである。ユーモラスな視点から、でもフェアに物事を見ているところがあって心動かされた。
ファミリーコンサートのような、クラッシックを題材とした子供向けのプログラムには、洋の東西を問わず苦労が絶えないようだ。著者がファミリーコンサート向けに書いたプログラム"Peter vs the Wolf"は、プロコフィエフのオリジナルの音楽に、Justin Lockeさん自身が脚本を書いたものだ。上演に若干の工夫がいるかもしれないが、日本でも上演されないかと思う。
修理や調整にもリハーサルがある。少なくとも私はリハーサルする・・・本物の男ではないから?
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