嬉しくも素晴らしいのは、コントラバスが他の弦楽器と対等に取り扱われていることだ。コントラバスに関する記述内容は、極めて実践的かつ合理的で、よく見られる通り一遍のものとは次元の異なる本である。大判でカラーの版が出ないものだろうか。
さらに素晴らしいのは、巻末に標準的な寸法を数値で与えていることである。コントラバスに関する数値は、現実に即した合理的なものだ。
弦楽器の世界の話だから、人によって標準とするものが一つではないと思うが、だからこそ標準の寸法を数値で示すことは、深い知見と多くの経験がある方でなければできないことだ。
この一点だけをとっても購入する価値がある。体に負荷の高い状態の楽器を、そうとは知らずに弾かざるを得ない学生さんにとっても心強い味方となるはずだ。
園田信博(2017)『最上の音を引き出す弦楽器マイスターのメンテナンス』誠文堂新光社.
2018年7月14日
2018年1月24日
Rosin Saver
先日、松脂を新鮮に保つという容器をお教えいただいた。購入した。
Rosin Saverという製品で、 内部を湿度調整することにより松脂の新鮮さを保つようだ。特にPops'を使っていると、松脂の新鮮さは気になる。Bass用の製品にはシリコンカップがつくので、ケースから出しやすい。
ただ、大きさがあるので、持ち運びには少し不便だと、先の方はおっしゃっていた。
手近なもので似たようなものを安価に真似することはできるだろう。しかし、購入して、アイデアを製品にする努力を応援することもできる。
Rosin Saverという製品で、 内部を湿度調整することにより松脂の新鮮さを保つようだ。特にPops'を使っていると、松脂の新鮮さは気になる。Bass用の製品にはシリコンカップがつくので、ケースから出しやすい。
ただ、大きさがあるので、持ち運びには少し不便だと、先の方はおっしゃっていた。
手近なもので似たようなものを安価に真似することはできるだろう。しかし、購入して、アイデアを製品にする努力を応援することもできる。
2017年4月7日
Chuck Traeger
Traeger, Charles (2004). The Setup and Repair of the Double Bass for Optimum Sound. Henry Strobel Publisher, ISBN 1-892210-06-1.
Chuck先生、RIP
Chuck先生、RIP
2016年6月17日
テールピースの割れ
テールピースは松脂やほこりなどの汚れがつきやすく、プレーヤーから遠いので、気づかずに使われていることが多い。別な言い方をすれば、割れの程度が致命的でないものが、修理の時に発見されるのかもしれない。
割れを見つけたら、新しいものに交換するか修理した方が良い。力の大きさとかかり方を考えると、良く持ちこたえているものだ。
今までのケースでは、ある程度の状態であれば修理は可能だ。すぐに再発しそうだが、意外にもそのような例は少ない。つまり、修理しなくても使えていたのであれば、修理可能ということだ。
それでは修理する意味がない?
いったん割れたものには不安がある。修理して表面をきれいに仕上げれば、再度開いた時に見つけやすい。再び開くようならば交換することになる。
それに割れたままでは、もちろん音に影響がある。
2016年1月21日
CBC 169: Shigeru Ishikawa Interview
Contrabass Conversationsの石川滋さんのインタビューです。
久石譲さんのコンチェルトについての話もあり、曲のさわりも紹介されています。バッハの録音も少しだけ聞くことができます。インタビュアーは、Jonathan Stefaniakさんです。
CBC 169: Shigeru Ishikawa Interview
久石譲さんのコンチェルトについての話もあり、曲のさわりも紹介されています。バッハの録音も少しだけ聞くことができます。インタビュアーは、Jonathan Stefaniakさんです。
CBC 169: Shigeru Ishikawa Interview
2015年12月26日
2015年8月9日
クランプ
「木工家は決して十分な数のクランプを持つことはできない」
とはよく言ったもので、クランプはいくつでも欲しいし、仮に数があったとしてもより良いものが欲しい。
Barrett Bass Clampは とても良い買い物だった。写真は楽器のリブ越しに使えるクランプで、アルミなので見た目よりもずっと軽い。複数のクランプをかける時には、軽いというのはとても大切なことだ。と思う。
同じようなもので小ぶりなMach-oneのも持ってはいたが、たいていは懐が足りなくて出番が無かった。
一方でBarrett Clampはとてもよく考えられていて、大変に使いやすい。ただし、一度分解し、全てを洗浄してから、ねじ部分の滑りなどを調整すれば、の話である。 ニカワを使う以上、時間との闘いなので、ねじ部分が滑らかに動くことは大変に重要だ。ネジのサイズがインチなのがちょっと辛いが、手をかけるだけの価値はある。滑らかになると、蝶ナットを指ではじくみたいに、ローレット部分で回せるから、細かいネジのピッチも気にならない。
そもそも、コントラバス用のクランプが、この世の中で作られていて販売されているだけでも素晴らしい。ああ、それにしても、なんだかもう1セット必要な気がしてきた・・・。
とはよく言ったもので、クランプはいくつでも欲しいし、仮に数があったとしてもより良いものが欲しい。
Barrett Bass Clampは とても良い買い物だった。写真は楽器のリブ越しに使えるクランプで、アルミなので見た目よりもずっと軽い。複数のクランプをかける時には、軽いというのはとても大切なことだ。と思う。同じようなもので小ぶりなMach-oneのも持ってはいたが、たいていは懐が足りなくて出番が無かった。
一方でBarrett Clampはとてもよく考えられていて、大変に使いやすい。ただし、一度分解し、全てを洗浄してから、ねじ部分の滑りなどを調整すれば、の話である。 ニカワを使う以上、時間との闘いなので、ねじ部分が滑らかに動くことは大変に重要だ。ネジのサイズがインチなのがちょっと辛いが、手をかけるだけの価値はある。滑らかになると、蝶ナットを指ではじくみたいに、ローレット部分で回せるから、細かいネジのピッチも気にならない。
そもそも、コントラバス用のクランプが、この世の中で作られていて販売されているだけでも素晴らしい。ああ、それにしても、なんだかもう1セット必要な気がしてきた・・・。
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