2007年12月4日

エッジ補修3

写真は、Scarf jointの部分にも材料を継ぎ足して、あらかた成形したところである。この部分は後の修理で外す必要性が薄いと思うので、接着は強めにして、但し、横板との接着面に影響を与えないように行う。強めの接着とは言え、膠だから、後の修理者が気に入らなければ外す事は可能である。

接着が上手く行ったら、成形は比較的楽しい作業だ。この楽器の場合は、表板の他のコーナーが全て補修されていて、夫々の形になっているので、オリジナルの形が判然としない。裏板も見ながら他とバランスを取って形を作らざるを得ない。オリジナルは、もっとクリスピーなラインだったのでは無いかと思うが、長年使って磨り減った感じが出ていると言えば言えるかもしれない。

3 件のコメント:

匿名 さんのコメント...
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匿名 さんのコメント...

世界に羽ばたくエッジ修理かと思いましたが
やはり削除相当の内容でしたか...

yamaguchi さんのコメント...

教授さんコメントありがとうございます。
複数の言語によるマルチポスト(というのか?)で、全く関係の無いサイトへのリンクでしたので、削除しました。
投稿した事実も削除しようかと思いましたが、今回は内容のみ削除です。教授さんの投稿で救われます。